makikori’s blog

再生可能エネルギー自給率380%、食料自給率120%を誇る秋田県鹿角市・小坂町。そんな「永続地帯」で活動するマキコリは、会員の薪棚を潤沢に埋めることを目的とする「薪活グループ」です。手入れのできなくなった山林や耕作放棄地、閉園するリンゴ園などから、支障木を伐らせてもらって薪を生産しています。会員は現在40名以上。「みんなでみんなの薪を集め、みんなで使う。できることを持ち寄って豊かな薪ライフを」がモットー。「薪わり道場」などのイベントを開催しています。

MAKIKORI信州ツアー(後編)

ステキな別荘で優雅な朝食をいただき

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記念撮影をして。

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いざ松本城へ。

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約束の「四賀の里 錦織 開所式」の時間が刻々と迫る中、城女子は博物館へダッシュ!!!

とにかくスタンプをGETし、四賀の里へー!

 

開所式に少し遅刻するという不届きぶりでマキコリメンバー参戦。開所式が滞りなく閉会すると、いざ、「薪わり道場in四賀」が開幕。

(開所式についてはこちら

http://www.enet-matsumoto.net/event/index.php#anc_152)

 

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マキコリメンバーが紹介されて「じゃ、道場お願いします!」という振りからの…。

 

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いつもの光景ですねー。玄人のがんがん割り。
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周りで薪割らないどころか、マシュマロ焼く人。
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楽しく餅を頬ばる人。

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一方…「城女子、マキコリ歴3年目にして初めて薪を割る!」の巻。

 

そう、薪わり道場の醍醐味はこれなんです。薪割りしてもしなくてもいいし、薪を割っている場所でみんなが心地よく過ごしている、という光景。もう、これが、薪わり道場なんですよねー。

薪活の辛さって、他人と共有しないことで起こると思うのです。一人でやるから疲れちゃう。一人でやるから独り占めしたくなる。

 

だけどこうして、薪割りしている周りで、いろんな楽しいことをしている仲間がいたら、同じ辛い作業がきっと、楽しい作業に変わると思うし、みんなで分け合って暮らしたいと思っちゃいます。

 

ただ、大事なことは。マキコリが開催する薪割道場は、お客様を大切にしています。初心者の方には割りやすい長さや割りやすい樹種を選んで運びます。

「割れた!」という喜びから、少しずつ難易度を上げていくと、玄人のすごさがヒシヒシと伝わり、また薪割りの魅力に取り憑かれ、ハマっていくでしょう。

 

そうこうしているうちに何が起こったのか、力自慢の男衆が何やら群がっている、と思ったら中央で笑顔振りまく、通称「マキラ」。笑

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スタックしたフォークリフトの救出作業。
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とにかく頑張る。

もう、四賀の青年会員にしか見えない。

あなた、ホンモノのいい人だったのね。

 

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私が子どもを連れて行けたのも、ホンモノのいい人たちのおかげだったなぁと。見守り、至る所で可愛がってもらえて、わが子は本当に幸せだと思います。ありがとうございます。

 

さて。

いよいよ、本当に、出番でございます。

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「マキコリから学ぶ」と題されたドキドキのシュチュエーションで、私がお話ししたことは。

 

・私と長野の不思議なご縁

・マキコリの誕生経緯

・マキコリについて

・マキコリのダイバーシティについて

 

がメインです。

この詳細については、それぞれblogにしていきたいと思います!

 

長野とのご縁の一つに、上田市民エネルギーの藤川まゆみさんとのご縁があります。

この日はお仕事で来られないと仰っていた藤川さんが、急遽調整してきてくださいました。

感慨深かったです。

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嬉しい。

 

資源エネ庁の取り組み*グリーンパワープロジェクト*の中に「まちエネ大学」という、再エネ導入のための人材育成をする勉強会がありました。このまちエネ大学を2015、2016の2年間鹿角で開催することができて、この2年目に講師としてきてくださったのが上田市の藤川さん。

藤川さんは「相乗りくんhttp://eneshift.org/ainorikun.html」について紹介してくださいました。各地の事例紹介をしてくださるコンサルや大学の先生方から聞くお話も良いですが、プレイヤー本人から聞く話は生生しさが違いました。

藤川さんは、本当におごることなく、自分が「できないこと」をよく理解していらっしゃいました。藤川さんは本当に賢いし本質を見抜いた思考をお持ちでいらっしゃいますが、人には得て不得手が必ずあるから、できないことはできる人にお願いしちゃっていいんだよ。

というメッセージを私にくれました。

藤川さんの周りには、次々とできないことを補ってくれる人が集まって、難しいと思うこともどんどん進めることができたと話してくれました。

「だから、あなたにもできるよ」って背中を押してもらった気がしています。

 

そんな藤川さんにまたお会いできるとは。自分の幸運を疑わずにはいられませんでした。

 

13:00ー16:00という長丁場の講演会とパネルディスカッションの間、ずっと自ら「寝る」と決めて寝倒した娘。

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講演会が始まるや否や、ネックウォーマーを目隠しにして寝始める…講演をしながら癒されました。

そのうち、通る人通る人が、自分のコートや膝掛けを代わる代わる掛けて行ってくださり、最終的にはこのように、みのむし仕様に仕上がりました。笑

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長野の方はどうやら秋田人より寒さに強いみたいですねー。秋田人からすると、完全に暖房必須な温度でも皆さんケロッとしていらっしゃる。寒い所に住んでる人は、寒い寒いって言って、暖めることが実は誰よりも好きなのかもしれない。寒いところで生きていると「暖」は死活問題だからかな?

 

講演会が無事終了して、みなさんとお別れ。どこに行っても話題になるのは、キャンピングカー。

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本当に楽しい旅をありがとうございました。

f:id:yamamotoyumi18:20200126094048j:imageディズニーはおまおまけ。